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【スプレッドシート】【マネーフォワード】「仕訳辞書」機能付!仕訳アップロード用CSV作成スプレッドシート(マニュアル)

実現できること

「マネーフォワード クラウド会計」をお使いの方に向けた、より仕訳を記帳しやすくするためのツールです。

ブラウザから記帳するのは非効率ではありませんか?
特に、同じ仕訳の繰り返し、過去の仕訳と同じ内容で記帳したい、といった場合、ブラウザからだとなかなか思うように操作ができません。
また、「表計算」ベースの記帳の方が慣れていらっしゃるクライアント様も多いかと思います。

当ツールは「記帳はスプレッドシートに行う」→「マネーフォワード クラウド会計には、CSVアップロードで行う」ことで、記帳の効率性を高めることを目指しました。

自動連携できる記帳は自動連携で。
どうしても手入力となってしまう記帳は、当ツールで生産性向上を。

いいところ取りで、楽をしましょう!

Googleスプレッドシートを利用しますので、共有いただければ、複数人での利用も容易です。

ただし、同時にスクリプト(機能ボタン)を稼働させるといったケースは動作保証外となりますので、複数人がスクリプトをご利用される際は運用で回避ください。
(複数人がスプレッドシートを開いている時は確認しあって実行する、等)

当ツールはスクリプト(GAS)を修正する、といった作業は不要です。
スプレッドシート上で仕訳辞書の設定、ブラウザからのGASトリガの設定、でご利用可能です。

また、当ツールは汎用的な作りとしております。
しかし、会計処理においては細かな個別ニーズがあるかと存じます。
何かございましたらお気軽にご相談ください。生産性向上を実現しましょう!

「マネーフォワード クラウド会計」に取り込める「CSV」の出力が可能

ボタンを押すだけで、GoogleDrive上にCSVを出力することが可能です。(事前に場所を設定)
一度出力したレコードは「出力フラグ」が立ちますので、そのまま続きに記帳すればOKです。
(フラグを修正すれば、再出力可能です。)

出力したCSVは、そのままマネーフォワードにインポートすることが可能です。

「仕訳辞書」機能で定型内容を高速で記帳可能!

「仕訳辞書名」をプルダウンから選択すると、「仕訳辞書」に登録したレコード雛型を反映することができます。
※「仕訳辞書」の登録内容は、ご自身でシートに記入いただく形になります。
※「辞書反映」ボタンを用意しておりますが、GASのトリガ設定を行うことで、プルダウンを選択するだけで反映させることが可能です。(スクリプトを起動しますので、一瞬、リードタイムが発生します)
※もちろん、複数行の仕訳にも対応しております。

「仕訳辞書」を準備しておくことで、定型的な仕訳については迷うことなく記帳することが可能です!
※画像のように「記入すべきエリアを色づけ」や、「貸方金額は「=借方金額」と辞書に設定しておくことで片方の入力のみで済む」といった工夫をしておくことで、さらなる効率化、ミスの防止が期待できます。

難易度

★☆☆☆☆

スプレッドシートのコピー方法がやや特殊(Googleの仕様)ですが、手順に沿って実施いただくのみです。

その他 利用コスト

当ツール以外の追加コストは不要です。
無料ツールの組み合わせのみで利用可能です。

なお、今後のマネーフォワードやGoogleの仕様変更、サービス料金変更により、無料では利用不可・動作しなくなる可能性がございます。

また、過度な処理の実行は、(特に無料版だと)Google Apps Scriptの利用制約がございます。
制約の詳細はGoogle Apps Scriptのページをご参照ください。

利用環境・動作確認環境

  • Googleスプレッドシート(Mac Safariにて確認)
  • GAS
  • マネーフォワード クラウド会計(Mac Safariより作成したCSVファイルをアップロードして確認)

ツール管理番号

spreadsheet-202012-0001-01

ご購入~ご利用の流れ

1. ご購入

2. マニュアルに沿って初期設定

ご購入いただくと、設定マニュアルをダウンロードすることができます。
そちらにコピペ元のスプレッドシートやApp Scriptがございますので、手順に沿って設定してください。

「仕訳辞書」の設定

必要になった都度の設定で問題ございませんが、ご利用いただくと便利な機能です。
「仕訳辞書」を登録しておくことで、仕訳の記帳を楽にすることが可能です。

「仕訳辞書」シートに、コピー元となる雛型レコードを登録します。

項目説明

  • 仕訳辞書名
    任意の名前を記入。
    「インポート用仕訳帳」シートの「仕訳辞書名」のプルダウンに自動的に追加されます。
  • 行数
    「仕訳辞書名」が何行で構成されているかを設定します。
    1行=1、3行=3、といった具合です。
  • 取引No〜
    マネーフォワード クラウド会計のCSVインポート仕様に沿って、入力値を設定します。
    文字、数式、色などの全ての情報が、「インポート用仕訳帳」シートに反映されます。
    ※CSV出力時は文字情報のみとなります。

Tips

ご自身が使いやすいように、ミスを防ぎやすいように登録しておくことがポイントとなります。

例)
毎回入力を変更しないといけない項目は「オレンジセル」にしておく。
数式が入力している箇所は「青色セル」にしておき、記帳時に値がセットできているかを確認する。
(上記画像例ですと、青色セルは「貸方金額(円)」のセルを参照していたり、上レコードの「取引日」を参照させたりしております。)

また、よくある仕訳パターンを登録しておくと便利ですので、たとえば、仕訳が同じでも「摘要」項目の書き方が違う、、、といった場合は、別々に登録しておくと楽です。

FAQ

一度CSV出力したレコードを、修正してもう一度出力したいのだけど

「インポート用仕訳帳」シートの「CSV出力」を「未」に書き換えた後に、「CSV作成」を実行してください。

「CSV」作成は「未」と記載されているレコードを対象に出力処理を行います。

出力したCSVはどうすればよいの?

マネーフォワード クラウド会計(ブラウザ)にログインいただき、
「会計帳簿」>「仕訳帳」>「インポート」>「仕訳帳」の画面よりインポートしてください。

※インポート処理は、マネーフォワードの仕様に全て準じます。

iPhone/iPadやAndroidでも機能する?

スプレッドシートアプリの仕様上、「ボタンを押してスクリプトを実行する」ということができません。(アプリの仕様)

しかし「トリガ機能」は動作しますので、上述の「仕訳辞書」自動反映設定のように登録したトリガについては、機能いたします。
(仕訳辞書名をプルダウンで指定すると辞書内容が反映される、という機能は動作します。)

更新履歴

2020/12/21 Ver.1.0 登録